今季の成績無視?侍Jメンバーへの違和感 不調の菅野・近藤は本当に必要だったのか

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稲葉監督「最適な組み合わせだと私は思っております」

   また、15日の西武戦で左足を負傷して途中交代した曾澤翼捕手もこの日、出場選手登録を抹消され、メンバー発表当日に代表2選手が登録抹消する事態となった。

   投手陣でいえば、阪神・岩崎優、巨人・中川皓太らがここ最近、調子を落としている。岩崎は5月下旬から不調が続き、セ・パ交流戦では3敗を喫した。中川もここ最近の試合で打ち込まれるシーンが目立ち、6日の日ハム戦で2失点(自責0)、8日のオリックス戦では3失点を喫している。

   野手では、日ハムの近藤健介が今季、ここまで打率.275と本来の力を発揮できないでいる。近藤は捕手の経験もあり、不測の事態の「保険」として貴重な存在でもあるが、昨季リーグ3位の打率.340を考えると、今季は物足りない数字となっている。

   今回のメンバーを6月上旬に決定したという稲葉監督は、「最適な組み合わせだと私は思っております」と自信を見せ、現状調子が上がっていない選手については「状態に関してはこれらから1カ月ありますから。今正直状態がそんなに良くない選手の中でもこの1カ月で体の状態が上がってくると信じております」と力強く述べた。

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