箸、売店にも亜星さんの姿が
亜星さんをイメージキャラクターに起用した理由はもう1つある、と担当者は語る。
「当時の亜星さんの体重は100キロくらいあったかと思います。ふくよかな体格、恰幅の良さが『ご飯をいっぱい食べる』ことを連想させる。お弁当を販売する弊社のイメージキャラクターにピッタリでした」
同社はCMソングの作曲依頼に加え、なんと亜星さんのイラストを企業の公式ロゴマークに描いた。赤い法被を着た亜星さんの姿は、弁当のパッケージや箸、仙台駅の売店など、今も至る所で見ることができる。
今回の亜星さんの訃報に接し、同社の担当者は「これまで50年近くイメージキャラクターを務めていただいたことに感謝しています。ご冥福をお祈りいたします」と語った。
ツイッターユーザーからは「小林さんといえばお弁当でした」「小さい頃ずっと小林亜星さんが弁当屋の社長なのかと思ってたよ」「宮城県民には『弁当のこばやし』はずっと小林亜星だと思います」などの声が聞かれている。
(J-CASTニュース記者 佐藤庄之介)