作曲・編曲・DJなどで活躍しているサウンドクリエイターのTAKU INOUEさんがTOY'S FACTORY内のレーベル「VIA」からメジャーデビューすることが2021年6月14日、レーベルやTAKUさんの公式サイトで発表された。
ツイッターではこの日、TAKUさんのファンや交友のある作曲家、さらに楽曲提供を受けたゲームの公式アカウントまでも彼のメジャーデビューを祝い、「イノタクおめでとう」がトレンドに上るまでになり、TAKU INOUEさんの人気ぶりを示した。
ゲーム・VTuber・声優アーティストへと多彩に楽曲制作
「イノタク」の愛称でも呼ばれるTAKU INOUEさんは2009年にバンダイナムコゲームスに入社、バンダイナムコスタジオに所属しコンポーザーとしてバンダイナムコのゲーム作品の楽曲提供を手掛ける。参加コンテンツには「アイドルマスター」シリーズや「シンクロニカ」「鉄拳シリーズ」等がある。
作風はEDMを多用しエッジの効いた曲やグルーヴ感の強い楽曲を量産。とりわけ「アイドルマスター」シリーズではキャラクター名義のソロ楽曲やユニット曲を複数提供しており、「99 Nights」「Pon de Beach」「Romantic Now」「Hotel Moonside」「Radio Happy」「ミラーボール・ラブ」等がある。ファンにより開催されるDJイベントで人気のいわゆるアンセム的な曲も多い。
作曲の傍らDJとしても活躍しつつ、2018年にバンダイナムコスタジオを退社すると、さらに活動の幅を広げる。DAOKOさんへ「オイデオイデ」(編曲)、声優アーティストのLiyuuさんに「Magic Words」(作曲・編曲)さらにアイドルグループのSTU48やVTuberの月ノ美兎・キズナアイにも楽曲を書き下ろすなど、現代日本のデジタルミュージックを牽引するサウンドクリエイターの1人だ。
「イノタクスタンプ」で盛り上がる
このような実績から、TAKUさんのメジャーデビューが明らかになった6月14日には音楽ファンが多く反応し、ツイッター上で「イノタクおめでとう」のハッシュタグが生まれた。その際、多くのユーザーがTAKUさんの顔写真を使ったLINEスタンプ「イノタクスタンプ」の画像を引用して盛り上がっている。
同じジャンルで活躍してきたゲームソング・アニメソングのサウンドクリエイターも反応した。kzさんは「メジャーデビュー改めてほんとうにめでたいし、とても理解のあるレーベルさんのようでこれからのご活躍楽しみにしています!」とツイート。「アイドルマスター」シリーズに楽曲提供している滝澤俊輔さんは「イノタクさんの楽曲大好きなので、僕はいちファンとしてめっちゃ楽しみです」と投稿した。
さらにTAKU さんが「Mani Mani」を提供していた音楽プロジェクト「電音部」のツイッターアカウントや、アイドルマスターシリーズのCDをリリースしている日本コロムビアの「アイドルマスター コロムビア公式」のアカウントもメジャーデビューを祝っている。これらのトレンドにはTAKUさん本人も電音部のツイートを引用して「電音部ありがとう!!新曲早くかけたい!!」とツイートするなど、盛り上がりを楽しんでいた。