俳優の阿部寛さんが主演を務めるドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)第8話が2021年6月13日に放送され、元「欅坂46」で俳優の平手友梨奈さんが演じたとあるシーンをめぐり、欅坂ファンから歓喜の声があがっている。
東大合格とバドミントン練習を両立させようとする楓
ドラマは、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載された三田紀房さんによる「ドラゴン桜2」を原作に実写化。主人公は、偏差値30台の落ちこぼれ高校から東京大学合格者を輩出する元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部さん)で、2005年に放送されたドラマ「ドラゴン桜」から15年後を描いた続編だ。
※以下、ネタバレを含みます。
平手さん演じる女生徒・岩崎楓は、全国トップレベルの元バドミントン選手で、何事も簡単にはあきらめない努力家。ケガを理由に違う形でバドミントンに関わろうと東大受験を志すが、楓がオリンピック選手になることを夢見る両親に対し東大受験を切り出せずにいる。
第8話で、楓は日本を代表するバドミントンチーム「日本ユニシス」の練習に参加することに。諦めたはずのバドミントンの夢と東大合格という新たな目標との間で揺れる楓。ケガが発覚したときのように再び両親を失望させないためにも、練習と勉強どちらも両立させようと身を削って奮闘するが、ある日ついに過労で倒れ、緊急搬送されてしまう。
「欅坂46」時代を彷彿とさせた2つのシーン
これを機に、両親に対し、東大を受験することを告白。娘の告白を受け入れられない父親に殴られても尚、「私は本気で話してるの」とひるまず、まっすぐな目で自分の想いをぶつける。
また、その後日、かつてダブルスを組んでいた女生徒が楓に対し、「絶対合格しなさいよ」「オリンピックでダブルスを組むとき、東大生という肩書になってないと私に釣り合わないでしょ」と、拳を突き出しながら激励。これに、楓も拳を突き出し、東大合格とオリンピック出場の夢を誓うという展開となった。
欅坂ファンが注目したのは、楓が倒れたシーンと、拳を突き出すシーンの2つ。まず倒れたシーンは、「欅坂46」の楽曲「不協和音」のMVのなかで平手さんが横たわり、それを上から映すという画角、腕の放り出し方や足の重なり方がまったく同じに見えるという声が相次いだ。そして、拳のシーンも、同楽曲のなかで同様の振り付けがあり、どちらも欅坂時代を彷彿とさせたよう。
このようなオマージュ演出に対し、視聴者からは「楓ちゃんが拳を前にだすポーズすごい様になってるわ?と思ってたら『不協和音』のあれね!!」「てち(編注:平手さんの愛称)がグーを突き出すと『不協和音』のイントロが聞こえてくるよ...」「もろ欅のてちだったよね... 最後らへんのバドの相棒とのグータッチも『不協和音』の最初の振り付けの部分彷彿とさせてる!!笑」「てちが倒れちゃったら『不協和音』の始まりでしかないのよ」などと大きな反響を呼んでいる。
#ドラゴン桜 フォトタイム
— 【公式】日曜劇場『ドラゴン桜』6/20(日)夜9時第9話! (@dragonzakuraTBS) June 13, 2021
第8話の感想、たくさんのつぶやきありがとうございます TVerとParaviで配信中!見逃した方、リアタイできなかった方もぜひご覧ください#平手友梨奈#みんなで楓ちゃん応援隊 #やはり笑顔が一番 pic.twitter.com/cvtJSiN9Gj