今回も鍵付きインスタに投稿し、「仲間うちだけで見るつもりだった」
それによると、バイトの男性店員が店の休憩室で、客に提供するのと同じまかないのカレーを食べていると、動画の男性が、カレーに対して「不適切な動作」を行った。
同社では、この行為は、いじめではなく、お互いに面白がっていた単なる悪ふざけだと説明した。動画の最後に顔を両手で覆った男性は、また別の店員だという。
動画は、食事をしていた男性がスマートフォンのカメラで撮り、行為があった直後に、自らのインスタに投稿していた。インスタは、鍵付きのアカウントで、24時間で消える「ストーリー」に動画をアップしたため、仲間うちだけで見るつもりだったという。
それがなぜネット上で流出したのかは不明だというが、12日の深夜には拡散が始まり、それに気づいた別の店から本部に通報があったそうだ。
壱番屋は14日昼過ぎ、「店舗従業員による不適切な行為とお詫びについて」のタイトルでお知らせを出した。「従業員による不適切な SNS 投稿があったことが発覚いたしました」と報告し、「このような、店舗内の休憩室での不衛生で不適切な行為によって、お客様に大変ご不快でご不安な思いをさせてしまいましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
発覚当日に店の営業を停止し、再発防止に向けた指導を行うとともに、店における衛生管理の確認や清掃などを行い、翌日から営業を再開したという。
バイト店員2人については、「事実関係を認め、素直に反省しておりますが、弊社といたしましては規程に則って厳正な対応を行う所存」だとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)