東京五輪、日本のメダルラッシュ予測も... 海外選手にはアンフェア?コロナ禍もたらす「優位性」

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陸上はアフリカ選手権が中止に

   一方、陸上ではアフリカ選手権が中止に追いやられた。東京五輪の代表選考会でもある同選手権は、6月23日からナイジェリアで開催される予定だったが、ナイジェリア政府がコロナ禍を理由に開催を許可しなかった。代替大会は予定されておらず、代表選考などの今後に関しては不透明な状況にあるという。

   このように予選の段階で五輪出場を断念せざるを得ない国や、代表選考会の存在すら危うい国の選手が存在する。本来ならば出場できるはずの選手が不参加となるケースも想定される。自国開催の「利」とは別に、これらの外因が必然的に日本代表のアドバンテージになるだろう。

   コロナ禍の大会開催で果たして「平等」を保つことが出来るのか。そして「アスリートファースト」の運営は可能なのか。大会組織委員会の手腕が問われる。

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