「じゃあ、ジム行く?」というセリフでお馴染みの筋肉系ユーチューバー・芳賀セブンさんは2021年6月10日、手足に力が入らなくなる「ギラン・バレー症候群」を発症し入院することになったと自身の公式YouTubeチャンネルで報告した。
1週間後に迫ったボディビル大会に向けて体を鍛え上げてきた。110kgあった体重を88㎏まで引き締め、ポーズの練習にも励んでいた。しかし今では未開封のペットボトルのキャップを開けることさえ困難だという。
ボディビル大会に向け直前までトレーニングを続けていた
芳賀さんは、6月上旬ごろから体の不調を動画で訴えていた。5日には「薬飲んでも下痢が1週間以上続いてるので点滴してる」と病院にかかったことを報告している。そして9日、足や腕が動かないといった不調が現れた。夜には、歩くことすら困難になり救急車を呼んだとツイッター上で報告していた。
手足の異変を訴えた翌10日、芳賀さんは横浜市内の大病院で入院していると自身のYouTubeチャンネルで明らかにした。「ギラン・バレー症候群」を発症したといい、「今年のボディビル大会はすべて辞退しますという動画内容でお送りいたします」と説明している。
近畿大学病院の公式サイトによれば、ギラン・バレー症候群は末梢神経の障害で、急に手や足に力が入らなくなる病気だという。人口10万人当たり年間約1~2人がかかるという病気で、免疫に異常が起こり自身の神経を攻撃することで起こるとしている。
芳賀さんは、経緯を語り大会をあきらめることへの悔しさをにじませる。
「一昨日、入院する直前までトレーニングやっていました。足トレ死に物狂いで動かして、重量も全然扱えないし、スクワット60kgヒーヒー言ってたし、おかしいなと思いつつカロリー落としているからそれで体が枯渇状態なんじゃないかなと思ってたんですけど、頑張って有酸素運動もしたんですけど、どうやら病気だったらしいです」
お世話になった人々に病気を報告する中で、「久々に泣いた」とこぼした。