歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(43)が2021年6月9日、公式YouTubeチャンネル「EBIZO TV 市川團十郎 白猿」で公開した動画で、長女の麗禾ちゃん(9)、長男・勸玄くん(8)とともに、現在リフォーム工事中の自宅を訪れた。
家族で暮らした思い出の家を稽古場に改装
「【思い出】娘の素直な気持ちに父は...改装中の思い出のお家へ」と題して公開された動画で、海老蔵さんファミリーは、17年に死去した小林麻央さんと暮らした思い出の家を訪問。
動画の冒頭、海老蔵さんは「(一部)週刊誌ではこの家は売ったということになっていますが、私は売っておりません」と否定し、「子どもたちと中がどうなっているか、ちょっと見せようかと思います」と言い、工事作業中の自宅を紹介した。
海老蔵さんによると、現在居住していないこの家は、自分と子どもたちが使用する日本間などを備えた稽古場に改装する予定だという。
「やっぱり住まないともったいないじゃん。だから、稽古場にするのが一番良い」
と述べ、「子どもにもぼちぼちそういう空間が必要になる」と親心を覗かせた。
麗禾ちゃんの本音に、海老蔵「パパも悲しかった」と共感
とはいえ、子どもたちにとっては亡き母との思い出が詰まったかけがえのない空間。特に麗禾ちゃんは、自宅探検を勸玄くんと楽しみつつも、時折「ママとパパの部屋はどこにあるの?」「中は全部ある?」「今度完成したら開けて見ていい?」などと、リフォーム前の自宅の面影を探すような言動を見せていた。
一通り部屋をめぐり、感想を求められると、麗禾ちゃんは「こんなに家が変わっているなんて知らなかったです」と答え、海老蔵さんが「どう感じた?」と聞くと、少し考えて「...ちょっと悲しかった」と本音をぽつり。
これを聞いた海老蔵さんは「ちょっと悲しいのはわかるね。パパも悲しかった」と娘の気持ちに共感しつつ、「でも、このほうが良いと思うの。君たちの将来を考えると。あのままにしておいたら使わないじゃない? でも、稽古場にしたら来れるし、使えるようになるじゃない。ママの部屋は変えないじゃない。そう考えたらどう?」と問いかけた。麗禾ちゃんは「いいね」と同意しながらも、やはり「寂しい」と漏らしていた。
コメント欄には
「素直な気持ちを伝えられる親子の関係性がとても素敵で泣いてしまいました。本当に素敵」
「寂しいって言えることは凄いし、偉いですね!思い出いっぱいのお家でしょうから、泣いたり笑ったり、お母さんを近くに感じれる時間と場所、良いと思います...応援してます!」
「れいかちゃん、優しい子やね?」
「海老蔵さん、素晴らしい 頭がさがります。懸命に前を向いて、未来にむかって歩む姿に勇気もらいました」
などのメッセージが寄せられている。