自身はすでに1回目のワクチン接種終了
そして3つ目の理由は、ワクチン接種の問題である。竹中氏はイギリス、米国でのワクチン接種率や、ウイルスの感染率などを日本と比較しながら分析。イギリス、米国の国民の4割から5割がすでに2回のワクチン接種を終え、ウイルス感染率が低下していることを指摘し、自身はすでに1回目のワクチン接種を終えたことを報告した。
竹中氏は「とくにかく今やるべきことは、とにかく頑張ってワクチンを普及させること。そして国際的責任を果たすために日本は今、このオリンピック・パラリンピックを万全の対策を講じながらきっちりやりぬくこと」と改めて五輪開催を訴え、「それが日本の責任であるし、これは日本にとっても良いことであると思います」と締めくくった。
竹中氏は2021年6月6日放送の「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)に出演し、東京五輪・パラリンピックの開催について持論を展開。五輪の中止、延期を求める世論に対して「世論は間違ってますよ」と発言し波紋を広げていた。