ジャンプの「休むのは許されない雰囲気」緩和か
発表を受け、SNS上では安堵するような声が広がった。というのも、5月31日に公開された第150話に下書きとみられる原稿が掲載され、芥見さんのスケジュールや体調を心配する声が相次いでいたのだ。(詳報:「『呪術廻戦』下書きのまま掲載? 『倒れる前に休んで』ジャンプ最新話に心配広がる」)
芥見さんも今回の発表で「ついにやらかした下書き掲載」と言及しており、スケジュールが過酷であったことが伺える。
SNS上では、「しっかり休んでほしい」という声が後を絶たない。さらに、集英社は作家に休載を提案したことについて称賛の声が広がっている。
「編集部が休載させようと頑張ってる感じすごく伝わってとてもいい」
「芥見先生ゆっくり休んでください...!!コミックス発売は数巻先まで決まってるし、映画もあるし、全然待ちます。編集部が英断」
「UQ HOLDER !」の作者で、公益社団法人「日本漫画家協会」の常務理事も務める漫画家の赤松健さんもツイッターで以下のように書き込んでいる。
「ジャンプは、マガジンやサンデーのように水着グラビア表紙が無い分漫画家の仕事が多い。またマガジンはかなり昔から定期休載制があったが、ジャンプでは『休むのは許されない』みたいな雰囲気があって、今回のように編集部の方から『まとまった休載』を提案した、というのは素晴らしいことだ」
週刊少年ジャンプ29号(6月21日発売)より芥見先生の体調不良のため、『呪術廻戦』はしばらくの間休載させていただきます。
— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) June 10, 2021
芥見先生からの直筆コメントも合わせてご覧いただけますと幸いです。
なお来週6月14日(月)発売の週刊少年ジャンプ28号では『呪術廻戦』は掲載されております。 pic.twitter.com/ntgiKuICFn
>RT
— 赤松 健 (@KenAkamatsu) June 10, 2021
ジャンプは、マガジンやサンデーのように水着グラビア表紙が無い分漫画家の仕事が多い。またマガジンはかなり昔から定期休載制があったが、ジャンプでは「休むのは許されない」みたいな雰囲気があって、今回のように編集部の方から「まとまった休載」を提案した、というのは素晴らしいことだ。