「まさか新聞で進撃が嘘予告をするとは思わなかったよ」
実はこの広告漫画、ファンの間ではお馴染みの「嘘予告」と呼ばれるものである。「進撃の巨人」単行本の巻末で何度も披露されており、「特に理由のない暴力がライナーを襲う!」「腹筋系アイドル」など本編の内容とはかけ離れた予告をしてきていた。
そのために単行本読者の間からは「まさか新聞で進撃が嘘予告をするとは思わなかったよ」「進撃、新聞にいつもの嘘予告載せたのかよw」といった声が上がった。中には、「異世界進撃ちょっと見たいかもしれない」「むしろこの内容で続き読みたい」と熱望する声もあった。
最終巻で恒例の「嘘予告」を掲載することはできなかったが、朝刊で読者の期待にこたえた形だ。講談社は発表で、この広告は諫山さんによる描き下ろしで、今まで支えてくれたファンへの感謝の気持ちを込めて掲載したとしている。
「最終巻が今回の広告通りの展開になるかどうか、朝日新聞の広告と最終巻を見比べていただけたら嬉しいです」
『 #進撃の巨人 』最終巻でエレンが異世界転生⁉
— 別冊少年マガジン【公式】 (@BETSUMAGAnews) June 8, 2021
朝日新聞 朝刊にて「最終巻予告」掲載
諫山先生の描き下ろしです
やっぱ、『進撃の巨人』には予告漫画がないとね pic.twitter.com/eew75ydbW3