200人規模BBQで大量ゴミ放置...参加DJ釈明「豪雨で撤収終わらず」 県「先手の動きしないとダメ」

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埼玉県「天気を予測して、先手の動きをしないとダメ」

   前出の川越県土整備事務所の管理担当は取材に対し、音楽イベントの主催者を呼び出して口頭で注意したうえで、始末書に準じる顛末書を書かせたことを明らかにした。

「集中豪雨で川の水位が上がる危険があったので、怖くてその場を離れたとのことでした。そして、いつまでも近くにいるわけにいかないと考えて、ゴミなどを放置したとの説明でした。確かに、大雨で酌量の余地はありますが、当時は注意報も出ていましたので、天気を予測して、先手の動きをしないとダメですね。そうすれば、ゴミが散乱しないようにまとめることができたはずです。パイロンも、当日は重ねてあっただけで、ゴミなどを囲ったのは職員やボランティアの方たちです。顛末書では、ゴミを放置するようなことをもうしませんと反省の文を書いてもらっています」

   整備事務所では、河川敷は、自由に使用できるものの、コロナ禍なのでバーベキューは自粛して下さいと呼びかけており、主催者にも今後は自粛するように促したという。

   主催者は、千葉県内の自営業者とみられているが、整備事務所では、イベントの運営は複数で行っていたのではないかとしている。参加者は、200人ぐらいいたという。

   警察とも連絡を取っているというが、マナーの問題で不法投棄などの事件性はないという。川越署は8日、ゴミ放置などについて大きな問題にはなっていないと取材に答えた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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