「おっさんが淡々と飯を食ってるだけ」 もはや鉄板ネタ?孤独のグルメ松重豊「ネガティブ」発言を振り返る

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   俳優・松重豊さん主演のドラマ『孤独のグルメ』(テレビ東京系)の新シーズンが2021年7月から放送されることが発表され、松重さんは「老けました。もう痛々しいから辞めろという声が聞こえてきたら、辞める覚悟は出来ています」と同局の発表でコメントした。

   松重さんは過去のシリーズ新作発表時にも「飽きたら終わり」「どこへ向かえばいいんだろう」などとコメント。ドラマに対する「ネガティブ発言」を残すことが恒例行事となっている。

  • 松重豊さん(2018年撮影)
    松重豊さん(2018年撮影)
  • 松重豊さん(2018年撮影)

「痛々しいから辞めろという声が聞こえてきたら...」

   「孤独のグルメ」は下戸で大食漢の雑貨商・井之頭五郎が、仕事で訪れた街の飲食店で食事する姿を描いた作品だ。原作は久住昌之さん、谷口ジローさん(作画)による同名の漫画。12年に松重さんを井之頭役に据えた同名の実写ドラマがテレビ東京でスタートし、現在まで8シーズンにわたり放送が続いている。

   テレビ東京は21年6月7日、ドラマ「Season9」を7月から放送すると発表した。レギュラーシーズンとしては19年以来約2年ぶりの放送で、松重さんは「この1年以上、まともに外食していません。収録とはいえ、堂々と外で食べられるということに喜びました」と語った。また、コロナ禍での撮影となったことについて「『孤独のグルメ』は、飲食店の方々と共にあります。事態がひっ迫すれば最終回まで完食できません。皆様の感染対策に支えられています」と飲食店へ思いを寄せた。

   その一方で「シリーズ開始から9年、井之頭五郎を演じる上での変化」を聞かれた松重さんは、次のように語っている。

「老けました。もう痛々しいから辞めろという声が聞こえてきたら、辞める覚悟は出来ています」

   現在58歳の松重さん。まさかの「引き際」をうかがわせるような発言だったが、ツイッター上では「ゴロー役は松重さんしか浮かばない」「松重さんの体が続く限りはやってほしい!」と今後の続投を望む声が相次いだ。

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