YouTuber・あやなんさん(27)が、0歳次男を別居中の夫で人気YouTuberグループ「東海オンエア」のメンバー・しばゆーさん(27)に預けて育児を任せていると動画内で明かした。子育ての仕方をめぐってはインターネットで議論を呼び、あやなんさんはツイッターで2021年6月5日、「皆様の意見も参考にして夫婦で話し合い 子供達にとって良い選択をしていきます」と釈明した。
発端となった動画はあやなんさん(27)が2日、夫婦のYouTubeチャンネル「しばなんといっしょ!」に「しばなんファミリーの別居の真相を話します。」と題して投稿したもの。4日夜の時点で130万回再生され、高評価2万1000件に対し、低評価は2万4000件つき、賛否両論が渦巻いていた。
「いま不安定になりやすいのはぽんすなのかなって思って...」
あやなんさんは、しばゆーさんと16年に結婚し、17年に長男「ポンス」君を出産。20年10月には次男「ぷく丸」君を出産している。
2日公開の動画はあやなんさん1人で出演。今回の動画の撮影・公開を決めた理由について、インスタライブで「育児放棄してないですか」など次男の子育ての指摘コメントが相次いでいたことを受け、1本の動画にまとめたと切り出した。
元々あやなんさんは、しばゆーさんと話し合ってポンス君に兄弟を作ってあげたいと思い妊活を決意したこと、妊娠中は「すっごいいろんなことを我慢して、10か月過ごした」こと、その時から2人目の子の面倒はしばゆーさんにお願いすると決めていたことを明かした。
また、妊娠中にポンス君と遊んであげられず、幼稚園に入園することもあり、ポンス君に時間をかけてあげたいと思っていたという。
「いま不安定になりやすいのはポンスなのかなって思って...。そこを両方完璧にやろうとしたり、仕事もしようとしたりすると、あたしがパンクするのは自分でわかっていたから」として、数か月はしばゆーさんと次男が愛知・岡崎で、あやなんさんと長男は東京で暮らしてみようと話し合っていたと話している。
実際に離乳食が始まった5か月ごろから別々に暮らし始めたという。あやなんさんは、決してぷく丸君を愛していないからではないと前置きし、
「私はしばゆーを旦那として父親としてめっちゃ信頼を置いているんだよ。だし、この子の唯一の父親なわけじゃん。その人と一緒にいることがかわいそうだなって思わないし、むしろ喜ばしいことだと思っている。しばゆーのお母さんにみてもらったりとか、おじいちゃんに見てもらったり、そういう環境ってすごく良いと思う」
と話した。しばゆーさんにとっても子供との時間が増えるのはいいことではないかと思っていること、次男の腹持ちがよくなってきたことで安心できるようになったので任せられること、インスタのストーリーで動画を共有してくれるのが楽しみであることも語った。あやなんさん自身、ポンス君との暮らしを楽しみつつ、時間をゆっくりとれるようになったという。
「タイトル中に『別居』という言葉をあえて使ってしまった事で皆様の不安を煽る結果となってしまいました」
インスタグラムやツイッターで「育てる気あるの?」などの責めるようなコメントに対して、「腹が立っていたんだよね、実際」と胸中を明かしている。
「育児ってみんなでするものでしょ? 母親だけが全部やらなきゃいけないわけじゃないし、大前提に私から産まれたっていう何よりの愛があるわけよ。私は何があっても君の味方だし、命を張っても君を守るよって存在なわけじゃん、母親って。だからずっとべったり一緒にいなくたって、私はあいつにはいろんなことが伝わっていると思っているし、それぐらい愛情をこめて10か月間おなかの中でいっぱいいっぱい話して、そうやって生まれてきているわけだから。今会える頻度が少なくなっていたとしても、そんなことでぷく丸がゆがんだり、ぐれたりするとは全く思っていません」
また、「お父さんが常にいるわけですから。私のことを責めたいだけだからね」とアンチコメントに反論した。
あやなんさんは現在、しばゆーさんとは「お互い心地良い距離感」を保てているという。「『これが普通じゃん、一般的な家庭でしょ』ってあると思うけど、それを私たちに押し付けないでほしいし、『そういうやり方してるんだ、珍しいね』でいいと思うの。嫌だと思うなら自分が家庭を持った時にやらなければいいだけの話」と他人の家庭の事情に口を出すことを諫めた。
夫と生後間もない次男とは別居して子育てしていると語ったあやなんさん。動画に対して、視聴者はコメント欄やツイッターで「一緒に子育てするのに別々に分けて担当って面白いね」「理解できなくてイライラしたーー!」などさまざまな反応を寄せている。
賛否が渦巻く中の5日、あやなんさんはツイッターで釈明。「先日の動画で沢山の意見を頂きありがとうございました。しばなんファミリーは家庭の事情により一時的に2:2の状況になっている状態でした」と改めて説明した上で、「しかしタイトル中に『別居』という言葉をあえて使ってしまった事で皆様の不安を煽る結果となってしまいました。私自身の話し方や言葉選びにも 良くない部分があったと思います」と振り返った。
あやなんさんは「今の状況は一時的なものです」とも説明。今後は「皆様の意見も参考にして夫婦で話し合い 子供達にとって良い選択をしていきます」という。また「動画は非公開にさせて頂きます。よろしくお願いします。申し訳ありませんでした」と報告している。
この投稿に対しても、ツイッターでは「自分の家族で自分達でルールを決めるんだから気にする必要ないよ」「子育ての仕方や家族の在り方は色々だと思います。ですが子供達の事を1番に考えてあげてください」などと多くの声が寄せられた。