五輪反対は「間違ってる」 竹中平蔵氏「強行開催」発言、ネットで批判殺到の背景

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橋本会長「尾身会長の発言は非常に重要」

   尾身会長は6月2日の衆院厚生労働委員会で、「今の状況で(五輪を)やるというのは、普通はないわけですよね、このパンデミックで」との認識を示し、開催するのであれば規模を最小化するべきとの考えを明かした。

   尾身会長の発言を受け、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は4日の定例会見で見解を述べている。

   スポーツ各紙の報道によると、橋本会長は「尾身会長の発言は非常に重要であり、そして組織委としても重く受け止めなければいけないと思っております。より簡素化、そして最適化に向けて一層の努力をしていかないと、国民のみなさんにご理解をいただけないと思っております」と語った。

   一方の竹中氏は先述の番組中で、尾身会長の発言について、「分科会がオリンピックのことを決めるわけじゃないのに明らかに越権」だとして、

「専門家として個人として言うならいいんですよ。しかし国会でね座長として言っているわけだから、あれは明らかにのりを超えてますよ」

と批判していた。

   五輪開幕まであと50日を切り、ワクチン接種、観客の有無、ボランティアなどの問題を抱える一方で、国際オリンピック委員会(IOC)は一貫して開催の姿勢を崩していない。東京五輪・パラリンピックは7月23日に幕を開ける。

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