「プラスチックフォークぶっ刺して...」
しかし、ツイッター上では次のような意見も聞かれている。
「フタ止めシールなんて知らなかった」
「ニュースで初めて知った」
なんと、シールの存在、またその用途を知らないままカップヌードルを食べていた、というのだ。こうした声は意外にも多く「ビニール剥がすための物だと思ってた」「ただの開け口の目印かと」と、カップヌードルを底から開けるためのもの、と認識する人もいた。
「フタ止めシール」なしに、人々はどんな方法でフタを止めていたのだろうか。一つは、箸などの食器をそのまま上に置くという方法だ。食器以外にも、リモコンや本などを重石に使用。中には「ガンプラ乗せて止めてた」という人もいた。
フォークをフタの上から突き刺し、カップのフチに挟むという方法もみられた。実はカップヌードル、かつてはプラ製フォークが付属していたこともあり「昔はプラスチックフォークぶっ刺して留めてた」と懐かしむ声もあった。また、割っていない割り箸をフチに挟む方法をとる人もいたようだ。
シール廃止と「Wタブ」採用のニュースが駆け巡り、オフィシャルな「フタの止め方」が広く知れ渡った。多様な「フタ止め文化」も、これを機になくなってしまうのだろうか。