「反省して自首の扱いになれば、それでいい」と理解も
「それは、犯人が同じ飲食店関係者であると発覚したことや、テレビで放送され、店のツイートもバズった後だったからです。顔も晒されて周りからのプレッシャーに負け、自己保身のために来たと分かりました。その前でしたら、和解や示談をすることもありえましたが、受け付けられないと思いました」
店のツイートでは、男が持ってきた菓子折も、受け取れないとして、保管していると明かした。
ただ、伊藤店長は、男が店に来たことに一定の評価も示す。
「私どもとしては絶対に許す気はないですが、謝罪については、理解しないといけないと思っています。警察の事情聴取で、犯人が反省の意を示して、自首の扱いになれば、それでいいんじゃないですか」
キッチンDIVEには、男らについての情報が10件前後寄せられており、うち5、6件が同じ飲食店の情報だったことから、謝罪に来た男の店も把握しているそうだ。
パーカーを着ていたもう1人の男は、6月4日昼過ぎまでには、キッチンDIVEに謝罪に来ていないとした。しかし、店のツイートによると、この男についても、身元が割れているという。男が「こんな店炎上させてやるからな!」と発言していたことから、場合によっては、放火予告などとして刑事告訴して厳罰化を求めることもありうるとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)