台湾外交部長、中国「ワクチン外交」に警鐘 「圧力をかけている」「台湾だけの問題ではない」

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「JL809便で6月4日に」の意図を勘ぐる声には...

   日本が提供した124万回分のワクチンは6月4日午後、日本航空(JAL)のJL809便で台北郊外の桃園国際空港に到着。6月4日は、1989年に民主化を求める学生らの運動が武力で鎮圧され、多数の死傷者が出た天安門事件が起こった日だ。6月3日夜には台北市内で「8964」を形にLEDライトを並べて点灯し、犠牲者を悼むイベントも行われた。

   ネット上ではワクチン輸送のタイミングに意図があると疑う声もあったが、加藤勝信官房長官は6月4日午後の記者会見で

「あくまでも人道的観点から実施したものであり、この時期になったというのは、こちら側の調整、あるいは様々な調整の結果、まさにこのタイミングになった、ということだ」

と答弁し、否定した。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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