お笑い芸人の狩野英孝さん(39)が再婚すると、2021年6月4日にスポーツニッポンが報じた。
報道によると、お相手は30代の一般女性とのこと。スクープに対しては「結婚おめでとうございます 奥様になられる彼女さんは本当に幸せですね!」といった声が続々と上がっているが、その一方で、「不倫も離婚もクズと言われること全部やってるのにも関わらず何故か全て許されている狩野英孝。天から与えられた才だよなあ」といった声も上がっているのだ。
数々のスキャンダルを経験するも、その度に許されてきた狩野さん
というのも、狩野さんは2012年2月22日に3歳年上の女性と入籍し、すでに1度目のゴールインを果たしていたのだ。しかし、入籍からわずか6日後の同月28日に不倫をしている現場を、同年3月19日発売の「FLASH」に報じられてしまっていたのだ。その後、狩野さんは2014年に離婚した。
また、2016年にはレースクイーンの活動などで知られる加藤紗里さん(30)を含めた「6股騒動」が勃発するなど、その破天荒ぶりがたびたび話題になるなどしているのは紛れもない事実だ。ただ、こう言っては何だが、狩野さんはこれらの騒動を起こして一時的にこそ人気を失うも、しばらくすると必ず復活してきたのだ。
その理由は、やはり、本人の「実直さ」にあるのではないだろうか。そして、それは特に、2017年に発生した未成年女性との淫行騒動の後の記者会見に現れていると思われるのだ。会見で狩野さんは、芸能リポーターから浴びせられる質問に対し、言葉をはぐらかすことなく1つ1つ丁寧に回答。それどころか、相手の真の年齢に気付いたきっかけについて、「野生の勘」といった、一見、不謹慎にも思える絶妙な笑いを混ぜつつ、逃げることなく真正面から回答したのだ。
結果、未成年女性との淫行騒動という、恐らく、狩野さんが起こしたスキャンダルの中で最大の危機であったにもかかわらず、会見を機にそれまで厳しかった世論は一変し、ネット上には「狩野英孝は私のなかでは許した」といったツイートが出るなどし、鎮静化していったのだった。
実直さは今回のスクープ記事にも表われていた
そしてその実直さは、今回の再婚スクープの際の記者への対応にも表われていた。スポニチが報じた狩野さんを直撃した際の様子を描写した一問一答形式の記事を読むと、狩野さんが女性の素性はもちろん、新型コロナウイルスの流行により、女性の両親へはまだ結婚の挨拶は電話でしかできていないことなどを回答していたということが分かる。そして、そもそも、一問一答形式の記事が出るということは、狩野さんが記者に対して丁寧に答えていたということの証左だろう。
さらに、狩野さんは6月4日早朝にツイッターで、「家の前で雨の中濡れながら待たれた記者さんの必死感に、取材に答えられずにはいられませんでした」と、直撃取材を受けた際の気持ちを公表。これに対し、ツイッター上では「前回みたいに二度と不倫&離婚するなよ!(笑)」「狩野英孝再婚するのか! 今度は不倫しないでくれよ」といった、前回の結婚を意識しつつも祝福する声が続々と上がっており、その温かい声はさらなる広がりを見せている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)