7つの条件を考えた会社「人罪は、個人を陥れる内容ではない」
7つの条件については、社員教育の教材を手がける会社「モチベーション・アップ」のポスター内容だとツイッター上で指摘があり、同社の担当者も6月3日、自社オリジナルの指標であると取材に答えた。公式サイトでは、全国で8万社以上がこの社員教育ポスターを活用中だとしている。
この内容を学校教育の現場で適用できるかについては、こう話した。
「塾が講師に対して使っていることはありますが、学校に使うというのは、あまりお聞きしないですね。業種を特に絞っていませんので、仕事をするうえで基本的なことを書いていますが、仕事以外にも生かせるならうれしいです」
7つの条件を社員の評価に使う会社もあるとしたが、それは一部だとした。
人罪といった表現については、こう説明した。
「自分を高めるためのものであり、個人を陥れる内容ではありません。特段の技術は必要なく、誰でもできる内容ですので、いい仕事をするために、やるかやらないかの話です。ですので、特に問題視はしていません」
同社の名前を出さずに7つの条件を使うことについては、こう言う。
「複製や似たような商品は困りますので、それ相応の対応はします。ただ、社内などで使う分には構わないです。今回のことについては、状況が分かりませんので、お答えしかねます」