救世主?若手の成長阻害? 山口俊「巨人復帰」濃厚も手放しで喜べない理由

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G党「平内の11番は奪われてしまうのか」

   先発陣が手薄となっているチーム事情から巨人は山口の獲得に乗り出すとみられるが、3Aでも結果を残せなかった33歳のベテランに対するG党の反応は冷静だ。ツイッターでは「自前で若手を育ててほしい」とのコメントもみられ、若手の育成を望む声はいまだ根強い。

   6月2日の西武戦ではホープの横川凱(20)が先発マウンドに上がったが、3回55球で降板。原辰徳監督(62)は5安打2失点の横川に見切りをつけ、4回から継投に入った。横川の早期降板にG党から不満の声がもれ、ここでも「若手育成」を訴える声が上がった。

   また、山口が巨人に復帰した際の背番号に関してもG党から不安の声が上がっている。巨人時代に山口が背負っていた「11」は現在、ドラ1ルーキー・平内龍太(22)が付けており、ツイッターでは「平内の11番は奪われてしまうのか」との声が上がっている。

   巨人はセ・パ交流戦8試合で4勝3敗1分けとし、リーグでは首位阪神と4ゲーム差の2位につけている。中盤戦に向けて投手力強化が課題となる巨人。果たして山口の巨人復帰はあるのか。山口は自身のインスタグラムで「明日からは心機一転、新たなチームとのご縁を探し、期待して下さっていたファンの皆さんに頼もしい姿を見せれるように精進いたします」と締めくくっている。

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