工藤監督「あいつに罪はないので」
周東の走塁死は判断ミスだったのか。スポーツ各紙の報道によると、工藤公康監督(58)は試合後、周東の走塁死に関して3塁ランナーコーチとの連携を考慮して「あいつに罪はないので」とかばったという。また、ツイッター上では「牧のカバーリングがよすぎた」などの同情的なコメントも寄せられた。
今季、周東は「1番・セカンド」で開幕スタメンを勝ち取り、最高のスタートを切った。だが、6月1日時点で打率.207と打撃が低迷しており、ここ最近はベンチスタートが続いていた。この日は持ち前の「足」をアピールする絶好の機会だった。
チームにとっても痛い黒星となった。2点リードで迎えた8回に牧のタイムリー2塁打などで3点を奪われ逆転を許した。そして9回のチャンスでの走塁死。リーグでは首位を走るも、セ・パ交流戦はこれで2勝4敗1分けとなった。