プロ野球のソフトバンク周東佑京(25)が痛恨の走塁死を喫した。
ソフトバンクは2021年6月1日、横浜スタジアムでDeNAと対戦。1点ビハインドの9回に同点の走者を出すも、周東の走塁死で得点ならず。結局、3-4でゲームを落とし2連敗となった。
緊迫した試合はあっけない幕切れに
9回、1点を追いかけるソフトバンクに絶好のチャンスが訪れた。2死から牧原大成(28)が四球を選び出塁すると、代走に周東が起用された。
今季15個の盗塁を決めている周東を1塁に置き、長打が出れば同点の可能性が出てくる場面。DeNAの守護神・三嶋一輝(31)は周東の足を警戒し、カウント0-1からけん制を入れた。
このけん制が悪送球となり、ボールはファウルグランドに転がっていった。周東は2塁ベースを蹴り一気に3塁を狙ったが、カバーに入ったDeNA2塁手・牧秀悟(23)が素早く3塁に送球し周東はタッチアウト。これで試合終了となり、あっけない幕切れとなった。