「オンラインでも、リアルライブとは違う感動を」 サカナクション山口一郎、コロナ禍で「表現の発明」続ける理由

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「『ピンチをチャンスに変える』じゃないですけど...」

   山口さんは5月17日に、自身のツイッターでこんな投稿をしている。

「コロナだけでなく、子育てとか病気と受験とか、ライブに行けなくなった人を音楽に繋ぎ止めておく為にも、オンラインライブ配信を成長させる事に意味があると思う。ただ普通のライブを配信するだけじゃなく、オンラインだからこそ出来るライブ生配信を考える事も、現代の音楽エンタメのアップデート」

   山口さんはこの日の会見でも「リアルライブに勝るものはないと思う」としつつ「オンラインでも、リアルライブとは違う感動を提供できるんじゃないか」と、オンラインライブの「強み」に言及。次のように思いを語った。

「ただこれ(コロナ禍)が明けるのを待つんじゃなくて、何か新しい『表現の発明』をしていく。それができれば、こういう状況が明けてからでも、それを携えて、一つコンテンツを増やした形で、元(の音楽シーン)に戻れるんじゃないかなと。『ピンチをチャンスに変える』じゃないですけど。野心、内なる思いをもって、日々過ごしています」

(J-CASTニュース記者 佐藤庄之介)

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