俳優の阿部寛さんが主演を務めるドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)第6話が2021年5月30日に放送され、成績優秀だが性格に難ありの生徒・藤井遼(鈴鹿央士さん)のキャラ変が話題になっている。
嫌われ者の藤井が専科の勉強合宿に強制参加
ドラマは、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載中の三田紀房さんによる「ドラゴン桜2」を原作に実写化。主人公は、偏差値30台の落ちこぼれ高校から東京大学合格者を輩出する元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部さん)で、2005年に放送されたドラマ「ドラゴン桜」から15年後を描いた続編だ。
藤井といえば、学年トップの成績優秀者がゆえに人を見下すクセがあり、周囲から孤立している生徒。桜木が創設した「東大専科」を馬鹿にし、それと敵対する一流大学コースで孤軍奮闘していたが、前回第5話で行われた専科の生徒たちとのテスト対決で敗れた。その罰として、専科の勉強合宿に強制参加させられることになった。
第6話では、2泊3日の合宿が物語の軸に。桜木や、伝説の国語教師・太宰府治先生(安田顕さん)によるメソッドで勉強に励む専科のメンバーだが、娘・小杉麻里(志田彩良さん)の東大受験に反対する父親が学校へ抗議しにやって来る。
「勉強せず、優秀な男性と結婚することが女の幸せ」だと時代錯誤な主張をする父親を、桜木やほかの生徒たちが説得。父親から受験を認められ涙を流す小杉に駆け寄る仲間を見て、藤井は心を揺さぶられる。