ロングセラー菓子「小枝」が「小技」に 一体なぜ?森永製菓に理由を聞いた

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かつては森田剛も「小技」と間違える

   一体なぜ、「小枝」が「小技」になってしまったのだろうか。J-CASTニュースが5月31日、森永製菓の広報担当者に取材すると、次のような答えが返ってきた。

「小枝が発売50周年を迎えたことを、より多くのお客様に楽しく伝えるために考えたアイデアの一つです」

   実は「小枝アイスバー」のほか、今回の「小枝50周年」を記念した「小枝のダース」「小枝のチョコボール」「小枝のクッキー」でも、パッケージの「小枝」が「小技」と表記されているものがあるという。

   広報担当者は「小枝」を「小技」にするアイデアが浮かんだ経緯について、「コラボ品を展開する各ブランドの担当者と品質について打ち合わせする会議の中で、『小技が効いてるね(小枝だけに)』という発言があったのがきっかけです」と説明した。

   実は、今から20年ほど前、1999年に放送されていた小枝のテレビCMも、「小技」との紛らわしさを伝えるものだった。CMには風間俊介さんとV6・森田剛さんが出演。小枝を手に取り「これ好きなんだよな~小技」と言い間違える森田さんに、風間さんが「小技...小技...」と誤りを指摘できずオウム返しする内容だ。

   広報担当者はこのCMと今回の企画について「特別に意識したということはありません」としつつ、「当時を思い出したというお声も多くいただいており、長年にわたり小枝をご愛顧いただいていることを嬉しく思います」と思いを語った。

   なお、今回発売されている「小枝」50周年記念商品のうち「小技パッケージ」が占める割合については「非開示とさせていただきたく思います」とした。

(J-CASTニュース記者 佐藤庄之介)

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