小枝(こえだ)かと思ったら、小技(こわざ)だった――。
森永製菓(東京都港区)が販売するロングセラー菓子「小枝」。近頃発売されている商品では、パッケージが「小技」になっているものがあると話題を呼んでいる。
何かの間違いにも思えるが、どういうことなのか。森永製菓に取材した。
「小技...だと...!!?」「頭おかしくなったかと思った」
「小枝」は1971年に販売を開始。その名の通り、小枝のような見た目が特徴なクランチチョコレートで、今年で発売50周年を迎えたロングセラー商品だ。21年5月からは、同じ森永製菓のお菓子「チョコボール」や「ダース」などとコラボした商品を販売している。
そんな中、このところツイッター上では気になる投稿が相次いでいる。5月からコンビニ限定で売られているアイス「小枝アイスバー」(税込み162円)のパッケージが、「小技アイスバー」になっていたというのだ。念のためだが、「枝」が「技」になっている、という違いである。
実際に「小技」を目の当たりにしたとみられるユーザーからは「小技...だと...!!?」「頭おかしくなったかと思った」など驚く投稿が相次いだ。
「枝」と「技」――。確かにパッと見ただけでは紛らわしいが、何かの間違いではないのだろうか。
J-CASTニュース編集部は5月31日、都内のコンビニを訪れた。アイス売り場を物色していると、「小枝アイスバー」が積まれた一角を発見。目を凝らしてよく見ると、「小枝アイスバー」の中に「小技アイスバー」が数本ほど紛れ込んでいるのを確認できた。
さっそく「小技アイスバー」をレジに持っていき、購入した。しかし、レシートに印字されていたのは「モリナガコエダアイスバーバニラ」。どうやら、違うのはパッケージだけで、商品名自体は変わっていないようだった。