対ソフトバンク「708日ぶり勝利」を、原巨人が手放しで喜べない深刻な事情

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ソフトバンクは負けても強し...

「先発の戸郷投手に関しては、まだ若いので中4日の登板は球数的にも問題はなかったと思います。この日の巨人ベンチは、継投を含めて『今日は絶対に勝つ』という思いが見て取れました。中川投手にイニングをまたがせましたが、これはペナントレース終盤で優勝がかかっている時にするような采配だと感じました。原監督にそれだけ強い思いがあったと思います」(橋上氏)

   巨人はようやくソフトバンク戦の連敗を止めたが、橋上氏は必ずしも巨人のソフトバンクに対する「苦手意識」が払しょくできたわけではないと指摘する。

「巨人の連敗は止まったが、ソフトバンクは負けても強しの印象を残したと思います。9回には一打同点の場面を作り巨人を追い詰めました。選手層に関してもソフトバンクには厚みがあります。ソフトバンクとの相性の悪さがこの日の勝利で払しょくできたかといえば、まだできていないと思います。連敗を止めたことは大きかったと思いますが、巨人はまだ苦手意識を持っていると思います」(橋上氏)
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