対ソフトバンク「708日ぶり勝利」を、原巨人が手放しで喜べない深刻な事情

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勝負を決した「目に見えない流れ」

   対するソフトバンクは5回、6回、7回と得点圏に走者を置くもあと1本が出なかった。2点ビハインドで迎えた最終9回に中川皓太(27)を攻め立て長谷川勇也(36)のタイムリーで1点を返したが、最後は甲斐拓也(28)が巨人守護神デラロサ(32)に三振に打ち取られた。

「ソフトバンクは巨人に3点目を取られてもすぐにひっくり返せるくらいに思っていたでしょう。ただ、そこが野球の流れです。得点のチャンスを作ってもなかなか次の1点が取れない。目に見えない流れです。岡本選手のホームランで巨人に流れが行った。あの一発で巨人が流れを引き寄せました。貴重なホームランでした」(橋上氏)

   この日は先発・戸郷が25日の楽天戦から中4日でマウンドに立った。5回を投げて7安打2失点、球数は88球だった。巨人は6回から継投に入り、鍵谷陽平(30)、大江竜聖(22)、高梨雄平(28)、ビエイラ(28)と細かく繋ぎ、8回から中川が登場。中川は回をまたいで9回のマウンドに上がり、2死1、2塁の場面でデラロサにマウンドを譲った。

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