オタク男性姿で村重杏奈が「乱入」、ボードにはハングルで「さくら」「愛してる」
宮脇さんがHKT48に復帰している1か月の間に、いかにして海外のファンにアピールするかも鍵で、この点を意識した演出もあった。昼公演のトーク(MC)では、海外向けにも配信されていることに触れながら、メンバーが各国語であいさつ。韓国帰りの矢吹さんの韓国語が流ちょうなのはもちろん、秋吉優花さん(20)も趣味で勉強しているという中国語を披露した。
宮脇さんによる「ハイテンション」のソロパフォーマンスでは、村重杏奈さん(22)が、オタク風男性に扮(ふん)してステージに「乱入」。ハングルで「さくら」「愛してる」「君しかいない」と書かれたボードを手に、間奏部分で「おれらの女神、どこにいても天使」と応援。その後も「さくら行かないでー!」「宮脇咲良は世界一の美人だー!」などと絶叫する中、黒スーツの警備フタッフに取り押さえられるという、体を張った演出が展開された。
この様子は韓国メディアの目にも触れ、ニュースサイトの「トップスターニュース」が、
「『君しかいない』...HKT48村重杏奈、『卒業予定』宮脇咲良に愛情を誇示」
の見出しで報じている。記事では、村重さんが仮装をツイッターに投稿したことや、コンサートでの演出に触れながら、村重さんについて
「宮脇咲良と親しいとして知られており、IZ*ONEのファンとしても有名だ」
としている。宮脇さんに関連した話題だが、記事の主語は村重さんで、それだけ村重さんが注目されたとも言えそうだ。