「偏見に満ちた不健全なジェンダー概念や、非科学的で間違った生物学的知識」
4月7日付の共産党系の「光明日報」では、具体的な当局の規制も求めた。ブロマンスドラマの視聴者は女性が60%~90%を占め、人気の背景を「女性の感情や美意識、恋愛の願望に合っている」と分析。ただ、小説がドラマ化されて広く視聴されることになることには否定的だ。
「原作や『腐女文化』の中には、エロティックで暴力的な内容、偏見に満ちた不健全なジェンダー概念や、非科学的で間違った生物学的知識が含まれている。このような内容を放置しておくと、視聴者、特に若者の価値判断や自己形成に重大な悪影響を与えることになる」
その上で、「関連する規制当局、さらには社会全体が注意を払う必要がある」と指摘した。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)