日向坂46佐々木美玲の発表「休養のお知らせ」にファン安堵の理由 「関しまして」と何が違う?

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   アイドルグループ・日向坂46の佐々木美玲さんが健康診断を受けた結果、入院のため当面の間活動を休止するとグループ公式サイトで発表された。5thシングル「君しか勝たん」のリリースで波に乗っている中だが、このお知らせの伝え方がこれまでと若干変わっており、それはファンを安堵させるものでもあったようだ。

  • 日向坂46のアーティスト写真(5thシングル特設サイトより)
    日向坂46のアーティスト写真(5thシングル特設サイトより)
  • 日向坂46のアーティスト写真(5thシングル特設サイトより)

「関しまして」は恐怖のフレーズ

   2021年5月25日の発表のタイトルは「佐々木美玲 休養のお知らせ」というもの。これに、SNS上でファンが見せた反応の中に、佐々木さんの体調を気遣うとともに「運営が成長した」「『関しまして』じゃなくてよかった」というものがある。

   「〇〇に関しまして」、あるいは「ご報告」。これがアイドルファンにとっては恐怖のフレーズともいえる。メンバーの不祥事や活動休止、そして卒業もこのタイトルでファンに報告されることが多いからだ。すわ推しが卒業か、と戦々恐々としてこの見出しをクリックし、休養や本人の前向きな意志(留学や学業専念など)での活動休止であればかえって胸をなで下ろすほどである。

   したがって、佐々木さん休養の件を「休養のお知らせ」としてくれたことはむしろファンにとっては安心材料でもあった。

   他の日向坂46メンバーのケースを調べてみると、やはり体調不良で活動を一時休止した富田鈴花さん・松田好花さんの場合、それぞれ21年3月23日、20年9月21日に「〇〇(メンバー名)に関しまして」のタイトルで活動休止が発表されている。また20年3月2日に卒業した井口眞緒さんは同年2月12日に「井口眞緒に関しまして」のタイトルで卒業が発表されている。

   このような経緯から、一律の「関しまして」ではなくタイトルの時点で休養であることを運営側が示すようになったことにファンは安堵している。もっとも逆に「関しまして」のお知らせが本当に不祥事や卒業・脱退などの悪夢のニュースになってしまう可能性が高まったので、それはそれでファンは背筋が寒くなるかもしれない。

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