訴えられた広告会社は、主張認められないと、適切妥当な解決求める
ところが、2019年10月のタピオカ騒動で、木下さんは芸能活動を自粛したため、Birdmanは、プラチナムに対し、騒動で発生した損害の賠償を求めた。そして、ロハス製薬とアイアは、騒動でブランドのイメージが毀損したとして、今回の提訴に至ったとしている。
これに対し、Birdmanは、「当社は、引き続き訴状の精査を行い、ロハス製薬株式会社及びアイア株式会社の主張はいずれも認められるものではないとの前提で、裁判において当社の主張を行い、本件の適切妥当な解決を図ってまいります」と説明している。
木下さんは、お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史さん(50)と19年12月に離婚を発表しているが、Birdmanの発表文では、木下さんが「藤本」姓になっていた。木下さんが離婚時に姓を変えなかった可能性もある。
ロハス製薬の代理人弁護士は5月27日、J-CASTニュースの取材に対し、木下さんやプラチナムなどを提訴した事実を認めた。
「裁判中ですので、詳しくお話しできませんが、騒動で売り上げが相当落ちて、甚大な被害がありました。見解の相違があり、話し合いが決裂しましたので、提訴しました」
Birdmanがプラチナムに賠償を求めたのは合理的な根拠があるとしたが、Birdmanにもブランドイメージが毀損した責任を認めてもらいたいという。
J-CASTニュースでは、プラチナムプロダクションに取材を申し込んだが、27日19時までに回答を得られなかった。回答があり次第、追記する。
木下さんは、芸能界引退後も、アパレルブランドのモデルになったなどとインスタで発信を続けているとスポーツ紙が報じている。木下さんとみられるインスタでは、27日夕までに訴訟についての発言は見られなかった。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)