コロナ禍の献血状況は?
都内全体の献血状況はどうなのか。広報担当者によれば、コロナ禍でも献血ルームには多くの人が訪れているという。しかし出張型バスでの献血は中止や延期が続いており、「安定的にご協力をいただくことが難しい状況」だという。
「新型コロナウイルス感染症拡大によるイベントの中止や、テレワーク、大学等のオンライン授業への振替によって、献血バスによる集団献血の中止が相次いでいます。特に、学校等の献血中止の影響を受け、10 代、20 代献血者の減少が顕著になっております」
一方で、5月14日からは条件付きで新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種した人も献血が可能になった。これまで新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種した人は献血を行うことができなかった。しかしmRNAワクチンを含むRNAワクチン摂取後48時間が経過していれば、献血に協力することができるようになった。
広報担当者は「これまで受付時にワクチン接種が原因で献血ができなかった方を受け入れられるようになったことで、多少の影響はあるかもしれません」と述べた。