前回は「絆」発言が世間の注目集める
丸川五輪相は5月11日に行われた閣議後の定例会見での発言でも世間の注目を集めた。五輪開催の意義について問われ丸川五輪相は「コロナ禍で分断された人々の間に絆を取り戻す大きな意義がある」と述べ、「絆」発言が話題となった。
「絆」発言はSNS上でも話題となり、「絆を取り戻す」がツイッターのトレンド上位に登場。SNSには様々なコメントが寄せられたが、抽象的で理解しづらいとのコメントも見られ、丸川五輪相が主張した五輪開催の「意義」はあまり響かなかったようだ。
また、五輪開催へ逆風が吹くなか、IOCトップのトーマス・バッハ会長は改めて大会の「安全安心」を強調。スポーツ紙など報道によると、バッハ会長は25日にオンラインで開かれた国際競技連盟(IF)フォーラムに登場し、「開幕まで59日となり、大会まで最終ラップに入った」と述べた。