厚労省も注意喚起
ただ、暑くなる季節になり、マスクを着用することで生じる弊害も考えなければいけない。実際、厚労省もマスクと熱中症の関係について、
「高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう」(20年6月の公式サイトでの発表)
と注意を呼び掛けている。
マスクは四六時中絶対に着用しなけなければいけないわけではなく、かといってマスクが不要なわけではない。ツイートの表現が適切なのかなど、伊原の主張をめぐっては議論が続いているが、どちらにしろ、マスクを着用する場所、外しても良い場所を状況に応じて判断する必要があるだろう。