フィギュアスケート選手の紀平梨花さんが、2021年5月24日放送のバラエティー番組「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)に出演。18歳とは思えぬ達観ぶりが視聴者の間で反響を呼んでいる。
ラーメンも食べないストイック生活
5歳のとき姉の影響でフィギュアスケートを始め、早朝は6時30分から登校まで、学校が終われば夜22時まで練習漬けという過酷な日々を過ごし、中学生のころには世界を舞台に戦う選手に成長した紀平さん。
そのストイックぶりは練習だけでなく、食事にも反映されているようで、番組スタッフが用意した菓子パンなどの軽食を手に取りながら、「これはヤバイ」と苦笑いすると、「いかに少ないカロリーで、どれだけお腹いっぱいにさせるか(が大事)」と力説する。
ラーメンに至っては、「(食べたら)人生オワタって(なる)」と笑い、カレーも「ダメでしょ...」と拒否。取材時に姉が食べていた担々麺を一口食べると、「う~ん おいしい!」とし、「ラーメンの麺ってこんな味や。そういえば」とラーメンの味を思い出していた。
これまでの厳しい選手生活のなか、いつも励まし応援しつづけてくれる姉を「なくてはならない存在」と言う紀平さん。番組MCの羽鳥慎一アナから「相談はするんですか?」と尋ねられると、「しない」として
「相談したほうが、その問題がすごく深刻な問題って自分に言い聞かせている気がして、冷静に自分と闘っている」
と独自の対処法を明かしていた。