博多華丸の西郷隆盛が「違和感なし」 薩摩弁に目力...「青天を衝け」ハマり演技に反響

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「(出演したのは)双子の兄です」とボケ

   後日、栄一と2人きりで豚鍋を囲むと、西郷は「どうせ平岡殿の命(令)で、こっちん(薩摩の)様子でも見に来たんじゃっどが?」と尋ねる。真の目的を見抜かれ一瞬戸惑う栄一だが、まっすぐな目で「平岡様の命(令)もございます。しかし某は、百姓から武士になったばかりでまだ多くを知らず、何でも学んでやろうという気概で参りました」と正直に告白する。

   そんな栄一の実直さに、西郷は「こん世はどげんなるち思う?(この世はどうなると思う?)」と率直な意見を聞き、あまりに賢い平岡について「先のことが見えすぎる人間は往々にして非業の最期を遂げる」と行く末を案じるのだった。

   視聴者からは、華丸さんの力強い目力やどっしりと構えるような佇まいに注目する声が続出。「華丸さんの西郷さん良かったな... なんかこう優しそうで油断しそうになるこの感じ...」「華丸さんの西郷どん、いい塩梅で底知れない不気味さがあってよかったな?」「華丸さんの西郷さん役、合ってましたね。身長と横幅が足りないのではないかと思っていたのですが、構図のおかげでしょうか?全く違和感なし。 濃い顔での豊かな表情で魅力的な西郷さんでした」「下野後のビジュアルとか絶対にハマるもんな、華丸隆盛。どことなく土の匂いも感じられるし」などと反響を呼んでいる。

   また、放送翌日の朝のNHK情報番組「あさイチ」に出演した際、ほかの出演者から演技力を感心されると、華丸さんは「(出演したのは)双子の兄です」「ぼくじゃない」と照れたようにボケていた。

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