三木谷氏、五輪開催は「リスクが大きすぎる」
五輪開催に批判的な発言をして大きな反響を呼んだのは楽天の三木谷浩史会長兼社長だ。三木谷氏は5月14日放送の米CNNテレビのインタビューで、東京五輪開催に関して言及しリスクの大きさを強調した。
三木谷氏はインタビューのなかで、コロナ禍での東京五輪開催は「自殺行為」と指摘し、「世界中から人が集まる国際的なイベントを開催するのは危険だ。リスクが大きすぎる」と述べ、今年の五輪開催に否定的な姿勢を見せた。
五輪開開幕まであと2カ月。五輪開催に向けて解決すべき問題が山積するなか、国内の著名な経営者から相次ぐ懸念の声。その一方で、スポーツ紙などの報道によると、国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長は、日本国内で緊急事態宣言が出されている状況下においても五輪を開催する意向を示している。