孫氏「大きな物を失う」、堀江氏「文句ばっか」... 迫る東京五輪開幕、飛び交う経営者たちの持論

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   東京五輪開幕が迫っている。五輪開幕まで2カ月となった5月23日、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が自身のツイッターを更新し、五輪開催を懸念するコメントを投稿した。

  • 堀江貴文氏(2019年撮影)
    堀江貴文氏(2019年撮影)
  • 堀江貴文氏(2019年撮影)

孫氏「誰が何の権利で強行するのだろうか」

   孫氏は自身のツイッターで「違約金が莫大だという話はあるけど、しかし、ワクチン遅れの日本に世界200ヶ国からオリンピック選手と関係者10万人が来日して変異株が蔓延し、失われる命や、緊急事態宣言した場合の補助金、GDPの下落、国民の我慢を考えるともっと大きな物を失うと思う」との見解を明かした。

   孫氏は22日にも自身のツイッターに東京五輪に関するコメントを投稿しており、「今、国民の8割以上が延期か中止を希望しているオリンピック。誰が何の権利で強行するのだろうか」と疑問を投げかけた。

   五輪開催に関する孫氏の懸念に対して実業家の堀江貴文氏は24日、自身のツイッターを更新し、「ワクチン接種義務づけりゃ良いだけの話」と投稿した。

   堀江氏は23日にも東京五輪に関するコメントを投稿。新型コロナウイルスのワクチン接種に戸惑いの声を上げる五輪選手について「ほんと文句ばっかやな。打たないとオリンピック出来ないくらいに厳しくやりゃいいのにね」と持論を展開した。

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