イタリアのディズニーストア全15店舗が、閉店することが分かった。複数の現地メディアが2021年5月24日までに報じた。
「日本は大丈夫!?」
伊紙『ラ・レプッブリカ』、『コリエレ・デラ・セラ』、『イル・ソレ24オレ』が報じた。同国ではローマやミラノ、フィレンチェなどに店を構え、従業員は全店で230人以上いるという。
日本のディズニーファンにも驚きをもって受け止められ、SNS上では「ディズニーでも厳しいのか...」「日本は大丈夫!?」といった反応が寄せられている。
米ウォルト・ディズニーは今年3月、2021年中に北米で少なくとも60店舗を閉店すると発表していた。米CNNによれば、世界で300店舗を展開しており、1999年のピーク時には800近くあったという。イタリアからの撤退はこの流れを汲み、今後はオンライン販売を重視していくとみられる。
日本では5月24日現在、44店舗を展開している。コロナ禍では原宿アルタ店、佐久平イオンモール店の2店舗が閉店した。20年5月にはオンラインストアを改修し、商品・機能を拡充していた。