プロ野球ロッテの背番号「1」がファンの間で話題を集めている。
ロッテは2021年5月23日、所属していた清田育宏選手(35)と契約を解除したことを発表した。清田選手が球団を去ることで注目を集めているのが、清田選手が背負っていた背番号「1」の行方だ。
過去には、愛甲猛、小坂誠らが「1」背負う
公式サイトに掲載された契約解除の発表によると、清田選手が無期限謹慎処分の解除直後に再び球団ルールに反する行動を行っていたこと等が判明し、清田選手の度重なる不適切な行動及びチームに対する背信行為に鑑み、球団としてこれ以上清田選手との選手契約を維持することはできないと判断したという。
ロッテの背番号「1」は過去、愛甲猛氏(58)、小坂誠氏(47)らチームの主軸を担った名選手が背負ってきた番号で愛着のあるファンも多いようだ。
2009年のドラフト4位で入団した清田選手はその期待の大きさから背番号「1」が用意され、以来この番号を背負ってプレーし続けたが、今回、球団やファンの期待を裏切るような行為を繰り返して契約解除となった。
背番号「1」は鳥谷に、との声も
インターネット上では背番号「1」の行方を巡って様々な声が寄せられている。
そのなかで、鳥谷敬(39)に背負って欲しいとするファンは「鳥谷さんには背番号1が似合う」「背番号1を浄化してもらいたい」などとコメント。その一方で「この状況で鳥谷に背番号1は失礼」などの声も上がっている。
鳥谷といえば、阪神時代に長年にわたって背番号「1」を背負い続け代名詞となっていた。20年にロッテに移籍してからは背番号「00」が与えられ、今季は「7番・ショート」で開幕スタメン出場を果たした。
今回、清田選手の契約解除発表は、21日発売の写真週刊誌「FRIDAY」の一報から2日後のことで、しかもチームの試合中に発表されたとあって大きな衝撃を持って伝わった。SNS上では「契約解除」がトレンド入りするなど野球ファンの関心は大きかったようだ。