「余裕が感じられない」原采配に不満の声 連日のマシンガン交代にG党モヤモヤ

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中日3連戦で計19投手を投入

   3回に1点を入れ2点差とした指揮官は、この日も小刻みな継投策に出た。4回には3番手・戸根千明(28)、6回からは4番手・大江竜聖(22)を投入。7回には新鋭・沼田翔平(20)をマウンドに上げ、8回はビエイラ(28)に託した。この日はリリーフ陣が踏ん張り、3回以降の失点は7回の1点だけに抑えた。

   25日から開幕するセ・パ交流戦を控え、なんとしても勝ち越したかった中日3連戦だったが1勝1敗1分けに終わった。この3連戦で巨人が投入した投手は先発を含めて計19人。対する中日は計13人の投手で乗り切った。リリーフ陣の「登板過多」が不安視されるなか、「マシンガン継投」で勝ちに行ったが、勝ち越すことが出来なかった。

   この日、3回の守備でライト梶谷隆幸(32)が左太もも違和感で負傷交代のアクシデントに見舞われた。そして先発の今村は2試合続けての早期降板で2軍落ちが決定的となった。今村の代わりとして横川凱(20)の昇格の可能性が出てきたが、エース菅野を欠く先発陣の台所事情は苦しい。

   交流戦へ弾みをつけたかったゲームで不安が露呈してしまった原巨人。序盤から積極的に動いた采配についてインターネット上ではG党からは「原監督に余裕が感じられない」と指摘する声も。25日からは序盤戦の大きなヤマ場となる交流戦が開幕する。巨人は本拠地・東京ドームでパ・リーグ2位の楽天との3連戦を予定している。

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