俳優の星野源さん(40)と新垣結衣さん(32)が2021年5月19日に結婚を発表してから4日。まだまだ冷めやらぬ「逃げ恥婚」の熱狂だが、早くもネット上では「しかしこれで星野源、今年も紅白かなぁ」といった声が上がり始めている。
星野さんは15年から20年まで「NHK紅白歌合戦」に6年連続で出場。1年を振り返る年末番組の中でも、いの一番に名前が上がる紅白への出場を早くも予想するとはやや気が早すぎる感は否めない。
それでも、星野さんと新垣さんが結婚するという事実の大きさは、確かに、その「早すぎる予想」すら正当化させるほどのインパクトがある出来事と言えるだろう。加えて、今年の紅白では、星野さんと新垣さんの「夫婦共演」が実現する可能性もあるのだ。
新垣さんは「大河女優」に
22年1月からの放送を予定しているNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。主演・北条義時役は小栗旬さんが務めることなどがすでに発表されているが、同ドラマで義時の初恋の人である八重役で出演するのが新垣さんだ。
20年の紅白の審査員の中には、翌21年1月から放送を開始した大河「青天を衝け」で主演を務めている吉沢亮さんの姿があった。また、同じく審査員には、20年から21年にかけて放送された大河「麒麟がくる」に織田信長役で出演していた染谷将太さんの姿もあったほか、20年度後期の朝ドラ「おちょやん」で主演を務めていた杉咲花さんも、やはり、審査員として紅白に出演していた(同年の紅白の審査員はこの3人を含め、計10人だった)。
つまり、大河や朝ドラに出演している、もしくは出演予定の俳優は紅白に審査員として招かれる可能性が高いのである。これが何を意味するかと言えば......21年の紅白で星野さんと新垣さんが「再共演」するという可能性が浮上するということなのである。
「逃げ恥」ブームの年にも共演していた
翻ってみれば、16年の紅白では星野さんが「恋」で2回目の出場を果たしていたが、そこには、審査員として新垣さんの姿があった。
新垣さんが審査員を務めることは同年12月21日に他の審査員と同時に発表されたが、その前日となる20日は、2人が「夫婦」の役をつとめた「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)の最終回が放送されていた。このため、視聴者の間では「逃げ恥」での活躍が紅白の審査員選出へとつながったのではないかといった声も上がるなど、新垣さんの審査員就任を喜んでいたのだ。
となれば、「逃げ恥婚」が実現した21年に新垣さんが紅白審査員として出演し、そこに星野さんが7回目の出場を決め、16年の時のように壇上で出会う......という「再共演」が発生するのは、視聴者の願いに実に沿ったものになるのではないだろうか。
実際、今回の結婚発表を受けて、「第67回紅白の恋ダンス星野源さんと審査員の新垣結衣さんの部分を見始めてしまった...」というツイートも出ているほどであり、いざそれが実現すれば、多くの視聴者が喜ぶに違いないだろう。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)