「『ツイッターで見た』と電話が3件ぐらいありました」
5月20日に営業再開し、同時に店頭に貼り紙を出すと、それを見て客が集まった。翌21日にツイッターで話題になると、また反響があったそうだ。
「店に、『ツイッターで見た』と電話が3件ぐらいありました。三重県の人からは、『遠くてお店には行けないけど、頑張って下さい』と電話があり、励みになりましたね。ありがたいことに、今はバタバタです。ただ、JR荻窪駅前と言っても、買い物客ら人通りが少ないところです。味は自信がありますが、食べてもらえる機会が少ないので、この先どうなるかは分かりません」
他の多くの店もコロナ禍で苦しむ中で、国や都などには、こう望みたいとした。
「コロナを抑えるために出歩くな、ということは分かります。しかし、それだけされても困ります。先が見えませんので、補償をしてから休めにしてもらえないのかと。五輪をやったらコロナが広がるかもしれないので、その実現に尽力するなら、もっと違うことにとも思っちゃいますね」
なお、都の企画調整課によると、3月分の協力金は、8~21日が1日6万円、22~31日が同4万円で、4月30日から申請を受け付けている。審査の進捗状況は、都サイトのマイページで見られ、審査終了後に10日~2週間で協力金が支給される。支給は、まだそれほど多くないといい、事業者ベースでは、申請の20%ほどに留まっている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)