俳優・鈴木亮平さんが主演を務めるドラマ「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)の第7話が2021年5月20日に放送され、俳優の内田理央さん演じるレンの母・美波の小悪魔っぷりに視聴者からは反響があがっている。
"バックハグ"で懇願「さみしいの」
同作は、漫画一筋で恋愛下手な天才漫画家・刈部清一郎(鈴木さん)と、彼氏ナシ仕事ナシのアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆さん)が織りなすラブコメディー。
清一郎が描くSF系ラブストーリー「銀河天使」のネタのため、あいこは100万円の報酬を条件に、「さまざまな相手と疑似恋愛をして、その過程を報告する」という無茶ぶりなミッションに応えていく...というストーリーだ。
第7話では、長年音信不通だった刈部レン(岩田琉聖さん)の母・秋山美波(内田さん)が「レンに会いたい」と、清一郎の自宅を訪ねてくる。レンは幼くして父・刈部純(白石隼也さん)を亡くし、純の弟の清一郎が引き取っていた。
「レンを取り戻そうとしているのでは?」と考えた清一郎は、レンに夕食を外で取るよう告げ、対峙することに。するとその直前、清一郎のファンで近所に住むライバル漫画家・可憐(木南晴夏さん)がタイミングよく登場。ともに美波を追い払うため、清一郎のニセ婚約者を演じることになる。
美波をけん制し続ける可憐だが、話しているうちに感極まった美波は清一郎に対し「私ね、ずっと思ってた、せいちゃん(清一郎)がいつかまた恋愛する相手はきっと私だろうなって」と思いを明かし、清一郎と元夫の純は自らの青春の支えであったと告白。
さらに、戸惑う清一郎をよそに突然後ろから抱きつき、「独りぼっちになったみたいでさみしいの。せいちゃん助けてよ」と涙ながらに主張。しかし清一郎からは、「帰ってくれ。レンにも会わないで欲しい」とあっさりと拒絶されてしまうのだった。
刈部兄弟を手玉に取った悲劇のヒロイン
実のところ美波は、学生時代、純に想いを寄せていたが、純から「弟の清一郎が美波のこと好きみたいだから、清一郎と付き合って下てくれ」とお願いされ、言われるがままそれを実行。
2人して清一郎を傷つけることとなり、以降清一郎は「恋愛はするものではなく、描くもの」と人に対して心を閉ざしてしまうようになってしまったのだった。
そんな美波が、今度はレンまでをも奪っていってしまうと心配になる清一郎。現在でも過去でも、可憐いわく「かなり重めの構ってちゃん」をいかんなく発揮する美波に対し、視聴者からは
「だーりお、めっちゃ嫌な役やな。こんな女おるもんな。重めの構ってちゃん」
「いけすかねえな! この魔性女め!笑(褒めてます)」
「久々のめんどくさすぎる男振り回し女がだーりおなのはキャスティング大正解だったなーw心の底からウザがれた」
「兄弟揃ってこんな女に引っかかるとか見る目なさすぎ」
などと辛らつなツッコミを入れる声が続出するとともに、内田さんの確かな演技力を称賛する声があがっている。