フェイクニュース拡散容疑は「まったくデタラメ」 ミャンマーで拘束の日本人記者が訴えたこと

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取り調べで机をドンと強く叩かれて...

   北角さんは、刑務所のVIPエリアにある独房で拘束されていた。拷問は受けていないが、脅しのような言葉を受けることはあったという。

「取り調べの際に、机をドンと強く叩かれて『外国人が、この国で好き勝手なことができると思うな。お前のことを刑務所に送ることだってできるんだぞ』というような脅しの文句があった」

   政治犯の中には拷問を受けた人もいたようだ。北角さんは拘束中に政治犯と会話する機会があったといい、聞き取った内容も明かした。政治犯の多くは刑務所に移送される前に軍の施設で取り調べを受けるが、その際に(1)目隠し、後ろ手で手錠をされ、コンクリートの上に跪かされる(2)容疑を否認するようなことを言うと棒で殴られる(3)延々と取り調べが続き、夜も眠らせてくれない(4)トイレにも行かせてもらえず、失禁すると、それを理由に殴られる、といった行為があったという。

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