運行ダイヤは数日前からSNS上に書き込まれ、撮り鉄が集結
現場にいた鉄道ファン2人にJ-CASTニュースが取材したところでは、ファンのお目当ては、「ザンナナ」と呼ばれる機関車のEF64形37号機の方だった。
情報源は不明だが、運行ダイヤは数日前からSNS上に書き込まれていた。当日は、その通りの時間に走行しているとの目撃情報も寄せられ、国立駅に長く停車することも知って鉄道ファンが集結したようだ。
罵声は、停車している機関車近くにいた鉄道ファンらに対し、反対側のホームにいた一部ファンが浴びせたそうだ。人を映しこまずに車両だけの写真がほしいため、こういった言動に出たのではないかという。他に、「死ね!」といった暴言も聞いたとしている。
カメラ用の三脚は、ブレないようにするためだというが、低速シャッターで撮影をすると、夜ならではの美しい写真が撮れるという。
取材に応じたファンの1人は、「鉄道ファン全体のイメージダウンに直結して肩身の狭い思いをさせられるので、早急にやめていただきたい」と一部ファンに対して訴えた。また、別の1人は、「昨今撮り鉄のマナーが問題視される中で、もはやこうした罵声を上げる人々に注意しても無駄ではないかという呆れを感じます」と漏らしていた。