G党「これ以上先発の足を引っ張らないで」 悪夢の1イニング9失点...井納は防御率14.40に

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   プロ野球の巨人は2021年5月19日、東京ドームで広島と対戦し2-10の大敗を喫した。

   好投していた先発・高橋優貴(24)が6回に突如乱れこの回途中で降板。以降、3人の投手をつぎ込むも広島打線を抑えきれずこの回だけで9点を失った。巨人は中継ぎ陣の「崩壊」による大敗で連勝ならず。首位阪神とのゲーム差は4.5ゲーム差となった。

  • 2014年11月の日米野球第2戦で登板した井納翔一投手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    2014年11月の日米野球第2戦で登板した井納翔一投手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 2014年11月の日米野球第2戦で登板した井納翔一投手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

田中は左足の異常で6球降板

   1-1の同点で迎えた6回、巨人にとって「悪夢」のような展開だった。

   先発・高橋が先頭のクロン(28)を四球で歩かせ、続く堂林翔太(29)にセンター前に運ばれた。無死1、2塁の場面で野間峻祥(28)に対してフルカウントから四球。無死満塁のピンチを背負い中村奨成(21)に2点タイムリーを許し、続く九里亜蓮(29)に犠打を決められたところで降板した。

   1死2、3塁で後を継いだ2番手・大江竜聖(22)は、1番・田中広輔(31)にライトフェンス直撃のタイムリー2塁打を打たれ、その差は4点に広がった。さらに2番・羽月隆太郎(21)に内野安打を許したところで降板。3番手・田中豊樹(27)は長野久義(36)に四球を与え1死満塁。ここで田中の左足に異常がみられ、わずか6球での降板となった。

   急きょマウンドに上がった4番手・井納翔一(35)は4番・鈴木誠也(26)にライト前に運ばれ1点を失うと、続くクロンに満塁弾を浴びた。得点圏打率が1割台と苦しんでいた助っ人の打球はレフトスタンド上段に突き刺さる豪快な一発で、巨人との点差を9点とし勝負を決定付けた。

   「進撃の宇宙人」として今季から加入した井納は、ここまで5試合に登板して防御率は14.40と振るわない。

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