M-1最高得点「コーンフレーク」はどう生まれた? 本人明かす誕生秘話に「鳥肌立った」

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   お笑いコンビ「ミルクボーイ」が、2021年5月17日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)に出演。彼らの代名詞ともいえる漫才「コーンフレーク」ネタの誕生秘話を明かした。

   「ミルクボーイ」といえば、2019年に開催された漫才日本一を決める「M-1グランプリ」で優勝。その時、1本目に披露し、史上最高得点を獲得したネタが「コーンフレーク」だった。

  • 「ミルクボーイ」の2人が明かしたネタの誕生秘話(写真:Pasya/アフロ)
    「ミルクボーイ」の2人が明かしたネタの誕生秘話(写真:Pasya/アフロ)
  • 「ミルクボーイ」の2人が明かしたネタの誕生秘話(写真:Pasya/アフロ)

ネタの原型ができるまで

   「コーンフレーク」ネタとは、「駒場さんのオカンが好きな朝食(コーンフレーク)の名前を忘れた」という設定で、オカンが話していたヒントを元に、駒場さんと内海さん2人で正解を当てるというもの。

   番組で2人が明かしたところによれば、この原型が出来たのは2017年。当時はオカンではなく駒場さん自身が忘れたという設定だったが、若い駒場さんが好きなモノを忘れるというのは無理があると考え、2018年に「オカン」に変更したという。

   大きな分岐点となったこの路線変更に対し、お笑いコンビ「オードリー」若林正恭さんは「リアルタイムな試行錯誤があったんだね」とし、伊集院光も「1個のネタが出来ていくまでがスゴイ」と感心する。

   それから、忘れるモノを「そば」「滋賀県」など試すも、どうもふんわりしてしまったり、関西色が強く地方ではウケなかったりと、なかなかうまくはいかない。そこで2人は、全国区しかも老若男女に伝わるモノを探そうと、芸人仲間とともに全国ツアーを開始する。

「ドラマの伏線みたい!」

   ツアー中のある日、雑談のなかで後輩芸人が「コーンフレークダイエットをしている」との話題が。その場では、「意味あんのかそれ!」と笑い飛ばしたものの、その後のネタ合わせの際、

「そういえばコーンフレークってなんなんやろ」
「パンでもないごはんでもない、でもずっといるし。どういうポジションなんや...」

とコーンフレークへの疑問やあるあるが次々と浮上。1時間ほどでネタを作り終えたと明かされると、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」吉村崇さんは「やっぱ名作ってそうなんだね」とし、スタジオでは「鳥肌立った」の声と拍手喝采が起こるのだった。

   驚きの誕生秘話に、視聴者からは

「後輩のダイエット法からコーンフレーク漫才が出来たのか」
「すげぇなコーンフレーク生まれた瞬間!! ドラマの伏線みたい!!」
「生まれた瞬間を初めて知った。 誕生秘話は予想以上だった」
「何気ない一言が問題解決の糸口になったパターン」

などと反響を呼んでいる。

姉妹サイト